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Little fragments

マンガやイベントを中心に、雑文乱文書き散らかし。

おとくなキップ

 昔、JR東日本が完全民営化したときに記念キップが2日間1万円で発売された。当時小学校6年生だった俺は、はじめて自分で旅行のプランをたてて、このきっぷで家族旅行にいった。鳴子温泉会津を巡る旅だった。新幹線乗り放題、指定席は取り放題で、エリアも JR 東日本全エリアだった気がする。

 時は流れ、「土・日きっぷ」が発売された。指定は4回までで、南東北までの JR 東日本線と一部の私鉄・第三セクターに乗れるというものだった。中学2年の時にこれをつかって友人と日帰り旅行にいった。そのときは新潟まで上越新幹線、そこから羽越本線で余目にいき、陸羽西線などを経由して仙台に行って帰ってくるという日帰りプランだった。なおこの旅行は時期を合わせてやってきた台風氏によってスケジュールをボロボロにされ、図らずも磐越西線乗り潰しに成功したという曰く付きのものになった。

 この年から毎年のように土・日きっぷはお世話になっていた気がする。一度は 2日 で新潟に 2 回いくなんてアホな行程を組んだことがある。懐かしいなぁ。某私鉄の動向追いかけを始めたのもこの頃だった。

 最近は「週末パス」という名前になり、新幹線には気軽に乗れなくなっているようだ。 JR としても色々と思う所があったのだろう。同じ頃に夜行快速や夜行列車もどんどんとなくなり、夜行高速バスが目立って来たように思う。最近では LCC まである。

 鉄道の旅を礼賛するわけではないが、あの頃「土・日きっぷ」を使えてよかったと思っている。 LCC や夜行高速バスは点と点を結ぶだけで個人的にはものたりなく感じる。点をつないで線をつくる列車というものはそれだけで面白いものだった。

 これから先、旅行の時の交通機関という話で少し下の世代と旅行の話が通じなくなるのかなぁ。時代の流れとは言え。少し寂しいのだった。