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Little fragments

マンガやイベントを中心に、雑文乱文書き散らかし。

「ひらり」のセールに釣られたからレビューする

 先日高校の同期がリツイートしていて知った「ひらり」のセール。9/3までということで、淡い百合好きの俺としては買うしかないので、買ってレビューすることにした。

www.shinshokan.com

 今回買ったのは次の3冊。

終電にはかえします

終電にはかえします

ほんとのかのじょ (ひらり、コミックス)

ほんとのかのじょ (ひらり、コミックス)

●終電にはかえします
 以前高校の同期宅で読んですごく面白かった作品。表題作の可愛さもさることながら、個人的にお気に入りなのは「永遠に少女」だったりする。俺はこういう幽霊×人間モノに昔から弱く、乙一の「失踪HOLIDAY」に所収されている「しあわせは子猫のかたち」が大好きで仕方なかった。  

失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)

失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)

 さて、「永遠に少女」ではやはり幽霊としての葛藤というものがあり、ちょっとしたファンタジーもあり。そういった「非現実感」が俺の心にしみわたるのだろうと思う。あと、可愛い女性はいくつになっても可愛いことはあるだろうと思う。


●ほんとのかのじょ
 ておくれな人々がメインの漫画。それにしても百合漫画ってどうして「ギャップ萌え」が多いのだろう。この作品も「ギャップ」が最大限に利用されているような印象を受けた。ギャグマンガとしては面白いのだけど、百合漫画としてはイマイチ「「良さ」」に駆けていたように思う。

●星をふたりで
 こういう作品を待っていたのです!!!!!!!!!!文学少女の百合!!!!!!!!!!!!!!!!!!文学少女の文学について語り合いながら思いを深めちゃう系百合!!!!!!!!!!!!!!!!!最高!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 お見苦しい姿を見せてしまったけれど、絵のタッチも可愛いし、なんとなく身近な感じもしつつ「非日常感」があっていい。

 どの作品も面白いけれど、特に「思い出をふたりで」のラストはゾクッとくる良い仕上がりになってる。優しさと狂気は紙一重で、そして物事は言わないとわからないんだということを痛いほど感じられる素晴らしい作品だと思う。

 ここまで3作品をレビューしたのだけど、「あさがおと加瀬さん」、「屋上の百合霊さん」、「女の子の設計図」あたりも気になるのでぜひまたセールやってくださいお願いします・・・・・・と言いたい所だけど、「ひらり」自体が休刊になってしまっているので、定価で買って復刊を待ちたいなぁとも思っている。こういうピュアな百合な話本当に稀少なので。百合姫だと濃すぎちゃうのよね・・・・・・。