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Little fragments

マンガやイベントを中心に、雑文乱文書き散らかし。

ARIA The AVVENIRE を観てきたがもう1度は観たいと思った

 天野こずえ先生の代表作といえば火星にある「ネオ・ベネツィア」を舞台とした『ARIA』(AQUA)で、独特の優しい世界観からファンも多い。

 今回、テレビアニメ第1期放送から10年を記念し(そんなに経ったのかぁ!)新作OVA映画「ARIA The AVVENIRE」の上映が決まり、公開初日の今日、早速いってきた。

 

『ARIA The AVVENIRE』公式サイト

 

 59分という短編映画ながら、劇場はほぼ満員御礼だった。入口で特典を手に入れ、シアターへ進む。

 いつもの映画泥棒が出てきた後、松竹恒例 /フッジサーン\ して本編がはじまった。風車が3Dモデリングっぽくなった以外は以前のARIAの世界観と一緒で、本編は3つの短編で構成されている。

 ・プリマとなった3人が出会う話
 ・新しい見習いの3人が出会う話
 ・全員集合!

 灯里やアイの「不思議遭遇率」は健在であり、素敵な優しい話が詰め込まれている。最近はなにせ「Charlotte」の設定矛盾に毎週苦痛を覚えていたので、上手く伏線を張りながら進んでいくお話はとても心地がよかった。

 ARIAの世界を構成する重要な要素、ショーロクラブの音楽は健在であり、「ARIAの世界は続いている」という雰囲気を醸しだしている。新曲はないが、そこはあえて変えないことで今回の映画の良さを引き立てているように思う。

 さて、今回は灯里とアイの2人がメインで、新たなキャラクター、あずさ・B・マクラーレン と アーニャ・ドストエフスカヤ が登場する。この2人は「ARIAの世界」が続くために必要なキャラであり、姫屋・オレンジぷらねっとの社風(?)が受け継がれていることが見て取れるキャラクターづけだ。新キャラクターはストーリーの中にきちんとはまっており、素敵なまちの物語を新たな3人で紡いでいくような、そんな気がした。

 そして、今回多くの人が気にしていたであろう、アテナの出演のさせ方。不自然な部分が出てくるか、回想シーンで出てくるかなぁと思ったらきちんと配役として使ってきた。
 河井英里さんの独特の創作言語詩の歌に乗せ、川上ともこさん演じるアテナが出てきた時は思わず泣きそうになってしまった。故人なのに、一人のキャストとしていたかのような、そんな感覚は素晴らしいストーリー構成の上に成り立っているのだと思った。

 

 個人的にはあと1、2回は見たいかなというところ。もっとあの味わいに浸りたいと思わせてくれる素晴らしい映画だった。とにかく癒されたい人は劇場へ行って欲しいとオススメできる。

 このブログを読んで「ARIA The AVVENIRE」を観たいと思った人は劇場へ。ARIAの世界が変わらず待ってます。