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Little fragments

マンガやイベントを中心に、雑文乱文書き散らかし。

8文字の魔法

 映画「ガールズ&パンツァー」を見てきた。

 
 この映画は戦車を中心に展開する女の子の友情物語としてアニメの続編だ。アニメが流行り、舞台が首都圏ということもあって聖地巡礼も流行ったことで様々な方面で相乗効果を産み出している。
 
 今回の劇場版は2時間の新作だ。そして、注目の的となったのは立川シネマシティで行われた「爆音上映」。より試合のシーンに臨場感を持たせるために音響チームも共に監修したという。
 
 そこで俺はこの立川シネマシティで見ることにした。他にも爆音上映をやっているということで、せっかくなので会員にもなっておく。
 
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 ちなみにシネマシティは2館あって離れているから時間に余裕を持っていった方がいいぞい。
 
 さて、2時間爆音を楽しませてもらったのだけど、感想としては
 
 爆音の臨場感すごい!
 
 と、アニメ本編の感想はそっちのけだった。
 
 ちなみにファンは楽しみにして劇場版を見に行き、なぜか知らないが観賞後に「ガルパンはいいぞ」という謎の感想をSNSに呟く現象が見られた。今回、俺もそうなるかなーと思って予めブログで「ガルパンはいいぞ」と大書きした記事を準備しておいたのだけど、破棄せざるをえなくなった。
 
 俺の本編の感想としては「二次創作のかけらを拾い集めたもの」だ。
 予め「ガールズ&パンツァー」のあらすじを予習したのだけど、そうやって見るとどうしても二次創作的な世界観が拭えない。すると、とても要素が断片的で作品を通じたストーリーの感想が言いづらい状況を産み出しているように思えてきた。ゆえに簡単に「いいぞ」なんて言えなくなってしまったのだ。
 ストーリーは後付けというしかない継ぎ接ぎだらけの中で二次創作かヒーロー物かと言うべき「ヒロインが助かる」展開と個性の開花である。それも二次創作的でストーリー的でない感じの。
 
 そりゃー「ガルパンはいいぞ」って感想になるわ、と思った。なにか感想を言いたいんだけど、なんか断片的だから「ここが!」と言えずに立ち現れる8文字の魔法の言葉、「ガルパンはいいぞ」。とても便利で思考停止な言葉だ。
 別に俺は娯楽として楽しみ、思考停止することを批判しているのではない。感想が断片的になってしまうストーリーだと言いたいのだ。
 一方で「ええじゃないか」と言わんばかりに「ガルパンはいいぞ」の感想は並ぶ。そしてその感想に興味を持ってなんとなくガールズ&パンツァーの劇場版を見に行ってよくわからず帰ってくる人がいるのかと思う。俺のようにな。
 
 だから、8文字の魔法に惑わされることなく、アニメを楽しんだ人が「よい」と言いに見に行くアニメ何じゃないかなーと思った。
 
 それにしても、せっかくアニメで世界が立ち現れて、世界観が広がるのに、公式が二次創作詰め合わせの劇場版でお膳立てして語る幅を狭めてしまっている。個人的にはなんだかもったいないと思うのだよね。
 もちろん西住姉妹とかカチューシャやノンナが可愛いとか断片的には楽しめるのかもしれないけど、それはもうガルパンという作品で横断して絡めて楽しめるのだろうか。
 横断して展開する世界のお祭りだったら最初の一戦だけでよかったんじゃないかなーなんて思ったりしてしまった。
 
 まぁ所詮は二次創作厨の戯言なんだけどもね。なんだかモヤモヤしてしまったので、言語化してみたのだった。
 
 あ、でも立川シネマシティの爆音上映は本当におすすめなので、他の作品ではいくと思う。次はスターウォーズを見に行こうかな!