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Little fragments

マンガやイベントを中心に、雑文乱文書き散らかし。

情報開示したら自分の幼少期のIQを知った

人間 生活・思考

 ガードの上を走る電車、けたたましい音がしている。俺は母に手を引かれ、歩道橋を渡り、ある施設の門をくぐった。

 
 これが幼少期の記憶だ。場所は詳しくは申すまい。
 カウンセリングを再び受けるなかでこの記憶を辿る機会があった。記憶にあるところにあった施設にたどり着くと、それは意外な施設だった。
 なぜ通っていたのか。それだけを知りたくて施設内の事務室のガラス窓を叩いた。応対してくれた事務員さんは丁寧な方で、「情報開示ならば受け付けられるかもしれませんが……」と親身に対応してくれた。
 
 そして今日の昼前に電話がかかってきた。 「書類が準備できました」と。すぐにいくことにした。
 
 受け取ったのはペラ紙一枚。通所記録だ。
  ここで新保裕一の「奇跡の人」ならば『そんな記録ありません』とかどう見ても不自然な記録が出てくるところだろう。
 
奇跡の人 (新潮文庫)

奇跡の人 (新潮文庫)

 

  

 だが、そんなことはなかった。DQとIQが淡々と記された紙がそこにあった。
 IQというと知能指数を指し、知能(賢さ)が高いか低いかを表す数値ととらえられがちだが、必ずしもそうではない。知的障害発達障害について図る尺度でもある。先ほど書いたDQなんていうのは発達指数のことだ。この場合、いわゆるIQテストと違っておままごとができるかなど他の観点からも測られるようだ。

 どうやら私の言語発達が遅れていることに対し母が心配して連れてきたと推測される。思い返してみれば確かにそんなことを言っていた。確かに初期値は低いが、後になれば数値がそれなりに上がっている。最後はIQ110を超えていた。IQは100が中央値なので本当に問題はなかったのだろう。施設の方にもそういう説明を受けた。
 とにかく一安心した。なにせここ数年ずっと引っかかっていたのだ。
 

toudo-kougen.hatenablog.com

 

 この事件で脳がおかしくなったんじゃないかとかね。でもそんなことはなかった。なんにしてもよかったよかった、一件落着ということだ。

 

 親を疑っても仕方ないのかもしれんね。