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Little fragments

マンガやイベントを中心に、雑文乱文書き散らかし。

俺が好きな「百合」の正体に気が付いた

 創作に対する「萌え」のポイントは人それぞれだ。自分だけを見てくれる可愛い女の子が目の前で動いてくれる、男同士でキャッキャうふふしている、どう考えてもこのキャラクターは性的だからいい……などなど、作品の数と人の数を掛け合わせた分だけ好みのポイントはあるものかもしれない。

 

 さて、俺は以前から「百合」が好きだと言ってきた。
 先日も友人に「響けユーフォニアムみましょう、あれ百合っすよ百合」って言われた。それくらい周囲にも認知されている。

 でも、好きな作品を見ているとがっつり百合、例えば「桜trick」のようなもの、には惹かれないということがわかってきた。商業漫画ベースでいえば最近のヒットは「2DK、Gペン、目覚まし時計。」だ。

 

 

 やっぱ百合じゃねえかって?いや百合にもいろいろ描き方があるってことなのだ。
 個人的にはキスやセックスといった行為を百合に求めてはいない。それよりも「愛に基づいたお互いの信頼関係」が描かれることを求めていることに気が付いたのだった。

 気が付いたきっかけは、ある二次創作だ。

www.pixiv.net

 読者の皆様がキャラクターを知っているかどうかはさておき、この小説で重要なのは「ルームシェア」をしている、「お互いのプライベートスペース」がある、「最低限のこと以外干渉しないが、干渉するときは強引さもある」ということなのだ。これはお互いに対する愛と信頼関係に基づかないと起きない。

 そして重要なことは、この「愛と信頼関係」にはセックスはいらないということなのだ。むしろ彼らはもっと先へ行っている。セックスをして互いを確かめ合う必要はないのだ。もちろん気持ちがたがぶってセックスをすることはいい。しかし、愛の描写における前提としてのセックスは必要ないのである。

 先ほど挙げた「2DK~」もまさにこの「ルームシェア」のパターンだ。ああ……なるほど……と腑に落ちた。そこで取り出したのは次の漫画だ。

 

合法百合夫婦本 (百合姫コミックス)

合法百合夫婦本 (百合姫コミックス)

 

 改めて読むとたまらんですわ。
 愛と信頼関係によって生み出される生活の彩……これこそが俺が求めていた境地だ!

 ただ、同時に気づかされたこともあった。
 「愛と信頼関係によって生み出される生活」って、自分にはなくて心が求めているものでは……?
 求めているものを創作に見出すこと自体は悪くない。しかし、願望を自覚することで辛くなることもある。

 「セックスに頼らない愛と信頼関係って俺、だいぶファンタジーの世界を求めてないか?」
 この自問は大変つらい。恋愛経験をしてきたがゆえに否定材料ばかりでてきてつらい。そして思うのだった。
 

 ああ……可愛い女の子と適度な干渉関係にあるルームシェアしてぇなぁ……。